おむすびJAZZ神楽坂御礼

6/7はおむすびJAZZ神楽坂に初出演でした❣️お越し下さった皆さまありがとうございました✨

いつものジャズに加えて、普段は歌わない日本語の曲を歌ってみたり、とても新鮮な体験をさせていただきました🙏初めてお会いした古川琴子さんはピアノもお歌もお人柄もふんわりとお優しく素敵で癒されました…☘️💕

そしてママのSasammyさんに初登場のお客様たちも次々と魅了されていました✨華やかなステージングと張りのあるお声、おしゃれでお喋りも楽しく、繊細な気遣いもすばらしいママさん🌟

もう一生分のお酒を飲んだと思い(ほんとか😆!?)特に歌うときは全くお酒を飲まなくなった私ですが、オフの日に東京で飲みに行きたくなったらふらっと遊びに行きたいなと思いました🍹

次回、おむすびグループには、先日グランドオープンしたばかり🎉の関内の店舗、

サロンdeおむすびYOKOHAMAに8/16(金)出演させていただきます🙏❣️

場所は、関内駅北口出て真っ直ぐ、老舗鰻屋さんのわかなを通り過ぎて、ロイヤルホストの先の中小企業センタービルの地下。横浜の方はピンとくるかもしれない、そうです、私も駆け出しの頃数年間出演させていただいた、あのお店があった場所です〜🎹

横浜エリアの(もちろん他の場所からも!)音楽好きの皆さまのお越しをお待ちしております✨

ものかきのおしごと(プログラム編)

【今夜Satin Dollに私の”文章”が出演します📕✒︎】

本日6/10(月)六本木Satin Dollにて開催される浅川太平さんのピアノソロライブJazz In Literature 3。

今回もプログラムを書かせていただきました。第3回目のテーマは「フランスの文学とジャズ」。文学の中に描かれているスタンダードを実際に奏でてみるという、ピアニスト浅川太平さんの意欲的な企画です。

サルトル、サガン、バタイユ、ヴィアン、カミュといった著名な文学者/思想家の作品に加えて、たぶんまだ殆どの方が耳にしたことのないような新進気鋭の作家の興味深い作品もバランスよく盛り込まれています。

私がやらせていただいたのは、それぞれの作品を解説し、要約し、実際にスタンダードが引用されている箇所を抜粋して掲載する、という作業です。

執筆にあたって特に意識していたのは、今回取り上げている文学作品を既にお読みになっている方はもちろん、そうでない方にも、当日ライブ会場でプログラムに目を通していただくだけで、だいたいの内容が把握していただけて、この試みを存分にお楽しみいただけるように、ということです。ですから、もしご興味をお持ちくださった方は、ぜひ気負いなくお立ち寄りください。

取り上げている文学作品は合計14冊、プログラムの全文字数を数えたら13,500字以上ありました。精魂込めて書いたプログラムですが、門外不出で、このライブにお出かけくださった方のお手元にのみ、届くことになります。浅川さんと立ち上げたユニット、The Lost Sweetsのライブにいちどでもお越しくださった方ならご存じのように、こちらのユニットのライブでも毎回プログラムをご用意しておりますが、今回は文字数だけで言えば軽くその10倍程の分量になっているのではないかと思います。

あらためていちどに大量のフランス文学作品に触れて思ったのは、どの作家も、この素晴らしきフランス文学の潮流の中から生まれてきたという事実からは、意識的であれ無意識的であれ、誰ひとりとして逃れることはできないのだということです。必ず過去の作品への言及やオマージュや暗喩がある。フランス文学者たちの教養には凄まじいものがあります。そのお互いへのリスペクトや思慕や嫉妬に、私はにんまりしてしまうのです。

それから、これも一様なので驚くべきことですが、どの作家も、究めて論理的整合性が高いということです。一見、ファンタジックでふんわりとした雰囲気の作品でさえ、論理的整合性がしっかりと構築されている。フランス語という言語のなせるわざなのかもしれません。言語学の世界では、言語自体の論理性を測定することがあるのですが、フランス語の論理性は世界一だったと記憶しています。

どの訳も素晴らしく、連綿と受け継がれてきた日本のフランス語翻訳界の知の力に敬服しております。

当初は私は都合でざんねんながらライブ本番には伺えないかと思っていたのですが、急遽予定が変わり、今夜Satin Dollに伺えることになりました。オーディエンスとしてJAZZと文学の幸福なマリアージュを体感したいと思います。

最後に、プログラムの一部をちら見せ、少しだけ引用させていただきます。

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ギヨーム・ミュッソ著/吉田恒雄訳『パリのアパルトマン』集英社文庫P23よりBrad Mehldau

“Lament For Linus”

 音楽のことを言葉で語るのは難しい、言葉で語れることは最初から音楽を必要としないからだ。同じく、絵画のことを言葉で語るのは難しい、言葉で語れることは最初から絵画を必要としないからだ。でもこのフランスの国民的作家は、絵画のことを言葉で、とても美しくリアルに、いかにも興味をそそるやり方で描くことができる。

 巻貝一万個の液を集めてやっと1グラム製造可能なティリアン紫、マンゴーの葉しか食べさせない雌牛の尿から精製するインディアンイエロー、ミイラを粉砕して遺体の防腐処理に使った包帯状の布に含まれる樹脂から採ったマミーブラウン、天然顔料におけるひとつひとつの色が、どんな歴史や過程を経てここに存在しているのか、というくだりひとつとっても絶品。

 川出正樹による巻末の解説によると、この小説は「現代美術をめぐる美と愛と、創造と破壊の物語」。とっても素敵なことと、とっても残酷なことが同時に起こり、エスプリの効いたたくさんの文化的引用と、ワクワクするようなディテールと、深い人物造形に満ちた極上のミステリー。果たして芸術家はその周囲や自らを削るような形でしか創作に向かうことができないのか?そしてこれはかなり極端で変わった形での、現代版『クリスマス・キャロル』でもあるのだ。

 主人公のひとり、人気劇作家で人間嫌いのガスパールは、一年に一度あえて大の苦手なパリに滞在するという自虐的なやり方で集中して作品を執筆することにしている。特にクリスマス期のパリは最悪だ。

“到着ロビーは異常な混雑で、ガスパールは抱きあってキスをしている男女を押しのけ、床に寝転がっている人をまたいで先に進んだ。視界の中に突然 ”タクシー乗り場” と書かれた開店ドアが現れた。あとほんの数メートルで悪夢は終わってくれる。タクシーに乗ったらヘッドフォンをとり出し、そのままブラッド・メルドーのピアノとラリー・グレナディアのベースの調べに逃げこむつもりだ。”

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フランソワーズ・サガン著/朝吹登水子訳『すばらしい雲』新潮文庫P80より

Jerome Kehn “Old Man River”

 くらくらするほど濃密で残酷な共依存関係の夫婦のやりとり。恋愛というのは逆説的に、おそろしく理性的な人間か、あるいは殆ど恋愛を必要としない者にしか上手くやりこなせないのではないかとさえ思えてくる。18歳のときに『悲しみよこんにちは』で鮮烈なデビューを果たし一躍フランス文学界の寵児となった恋愛小説の名手による第5作目の長編。風変わりな題はボードレールの詩「異邦人」からの引用である。

 美しいアメリカ人男性のアランと結婚したフランス人のジョゼ。アランからの執拗な嫉妬、言い争い、恋の行為。「《結局、君はこれが好きなんだろう?》とある日、特に長い喧嘩のあとでアランが言った。ジョゼは愕然としてアランをみつめた。たしかに彼女はこういうことが好きになってしまったのかもしれない。独立したひとりの人間としてでなく病的な恋愛の対象であるひとつの無力な物として扱われることが……。(中略)否、彼女は男の執念の対象とならずに、ひとりの男性と人生を分かちたかったのだ。(P41)」

 アランから逃げるようにひとりNYからフランスに帰国したジョゼ。しかし友人のベルナールに居場所を突き止められてしまい、パーティーへの誘いを受ける。渋々出かけていった先ではこれから黒人歌手が歌うところ。パリの中産階級達は黒人歌手なら良い歌が歌えるに違いないと思い込んでいるのだ。

“その時、人影がよろめいてジョゼの傍に座った。歌手は悲しげに「オールド・マンリヴァー」とアナウンスし、誰かが「ブラヴォ」と叫んだ。歌手は歌いはじめた。歌手は黒人なので人々はすぐに彼の才能を信じこみ、座はしんとした。(中略)《へたな歌だね》とアランの低い声が言い、ジョゼは彼の方にふりむいた。

 彼らの視線はかち合い、気まずく、取乱して相手をじっとみつめ合った。なつかしさをもって相手を認めると同時に相手を否定しながら……。そこには愛想の良さと、偽りの驚きと、恨みと恐怖とが混っていた。おのおの、相手の瞳のはっきりした輝き、あまりにもよく知りすぎているその顔立ち、唇の病的な沈黙のわななきしか見ていなかった。

「どこにいたんだ?ーどうして来たの?ーよくも僕を捨てられたね?ーこれ以上私に何を要求するのよ?」これらすべてがあらあらしく「オールド・マン・リヴァー」の歌詞にとって変った。”

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少しだけというか、全体の1/7以下だけでこの文章量なのですが(笑)

ね、面白そうでしょう?

皆さまの今夜が素敵なものでありますように。

6/4Venus出演御礼

昨晩は関内Venusに出演でした✨お越し下さった皆さまありがとうございました💖

ボーカルエフェクターを使ってのライブは2回目でしたが、だんだんできることが増えていって嬉しいです🌈🦄お店の環境によってもかなり音が左右されるので、それぞれ出演させていただく場所でのベストなセッティングを体感していくことが大切ですね〜❣️

ギタリスト、寺屋ナオさんとのデュオ共演は初めてでした♫攻め攻めスウィングのときにも後ろに引っ張ってくれるグルーヴ感、バラードで静かに歌いたいときの音数を絞った空間作りの美しさ、ジャズはもちろん、ボサノヴァ、ポップ、日本語の曲も全て瞬時にやりたいことをわかって下さり、休憩中は面白トークに引き込まれ、全てのキーを愛しているという博愛主義のナオさんの歌伴の素晴らしさを堪能させていただいた一夜でした。。。💎✨

次回ナオさんとの共演は同じく関内Venusにて、7/2(火)裕美ママの誕生日イヴに、コーラスグループVenus Sistersとして出演します❤️💙💚
盛り上がること間違いなし!ご予約はお早めにどうぞ🌟

嘘みたいな本当の話 

数年前ツアーに出ていた私は絶望していた。世界はかなしみに満ち満ちているのだから、誰でもいつでも簡単に絶望することができる。

ニュースを見て絶望。仕事で絶望。景気で絶望、失恋で絶望。家庭の絶望。無能の絶望。凡才の絶望。天才の絶望。貧困の、飢餓の、戦争の、犯罪の、思想の、無知の、抑圧の、嫉妬の、無価値感の、科学の、AIの、自然破壊の、監視社会の、経済の、政治の、陰謀の、宗教の、睡眠不足の、成績不審の、精神の、身体の、病の、ウィルスの、喪失の、老いの、孤独の、馬鹿の、秘密の、嘘の、芸術の、うたかたの、性の、愛の過剰の、愛の不在の絶望、絶望の絶望による絶望の為の絶望、箸が転がっても絶望、どこを切っても絶望の金太郎飴、絶望先生。絶望しない理由が見つからない。

でも人は簡単なゲームや単純なストーリーにはすぐに飽きてしまうので、これは(勝ち負けがあるとすればだけど)幸福感や安心感を持続させた者が勝つように作られたゲームなのかもしれない。出自や環境や身体/精神的な特徴や起きた出来事が過酷な者は、ゲームの難易度を高く設定して生まれてきた勇敢な戦士なのだとしたら。(私は魔法使いか踊り子になりたい)

ツアーの話に戻る。ツアーで奏でた音楽も、オーディエンスも最高だった。「どんな音楽も、音楽は、鳴らされた瞬間から必ず素晴らしい」。私が絶望していたのは上記全ての影響とも言えるし、特に自らの身体的特徴に対してで、あのとき私はとても忙しくしていて(そうしないと何でもゆっくりしている私は自分の人生に自分が間に合わなかった)充実した日々を送っていたとも言えるけれど、忙しくすればするほど、眠れなくなっていった。

私はすぐ交感神経が優位に立ってしまうタイプなので、集中すればするほど、仕事をすればするほど眠れなくなる。同じタイプの脳の方にはこの感覚をわかってもらえると思うけれど、これは穏やか(?)でゆったりしている私のパーソナリティとは切り離して考えるべき、ただの身体的な特徴なのだ。自覚してはいたのだけれども、あのときはどうしても睡眠導入剤を処方してもらいに病院に行く時間さえなかった。ツアー前後は事務処理で忙しくしていても、いったんツアーに出てしまえば、あとは移動とパフォーマンスと宿泊と移動だけ。その夜、ホテルの一室で、体は凄く疲れているのに結局一睡もできなかったことに私は絶望していた。人は睡眠中にストレス処理をしているので眠れないと脳のゴミが溜まっていくし、成長ホルモンがじゅうぶんに分泌されず、疲労も回復しない。

そのとき、母からLINEが来た。これ読んでみて、というメッセージとともに、占星術サイトのリンクが貼られていた。誕生日を入力すると、その誕生日の人は、どの誕生日の日と相性が良いかがわかるという、よくある仕様。母は自分の誕生日を占った後に、娘たちの誕生日も占ってみたのだという。私の誕生日を入力して出た結果は…

一番目の運命の人: 母
二番目の運命の人: 父
カルマメイト: 元夫
上司にするとよい人: 当時の音楽理論の師匠で現在所属している音楽制作団体の長
恋人にするとよい人: 当時好きだった人

これだけの項目が全て合致していた。こんな偶然。勧誘とか、個人情報漏れとか、壺を買わされるとか、疑ってもよいかもしれないような結果である。でもこれは誰のどのブラウザを使っても同じ結果で、もちろんこの後何の勧誘もない。入力したのは自分の誕生日の日付だけ。そういえば当時好きだった人のことは私の中の秘め事で誰にも話していなかったし、新音楽制作工房もまだ始まっていなかった。母はただ一番目と二番目の運命の人の結果を面白いと思って連絡してきたので、それ以外の登場人物の誕生日は彼女の預かり知らぬところ。

元から占星術に関しては統計学で何千年もかけて精査されてきた先人の優れた知恵だと思っていたけれど(少しの気圧の変化で体調が変わる小さな私たちがあんなに大きな天体の影響を受けないと考える方が非合理じゃないだろうか)、こんなにあからさまな結果が出るとは、とても愉快な気持ちになった。なんてわかりやすい、おもちゃみたいな人生!自分が『トゥルーマン・ショー』のトゥルーマンになったような、マトリックスにいるみたいな気持ち。ねえやっぱりこれってRPGゲームか映画かなんかなんじゃないの?

そこで私は、もしある程度のシナリオが存在し得るなら、自分で自分をコントロールしようなんて、しなくてもよいのだなと思った。ここの言い回しが難しいのだけれど、人は強靭な意志を持って人生をコントロールすることはある程度はできると思う。それができるのは本当に凄いことだ。映画『ガタカ』みたいな感じね。でもわざわざ全員がそれをする必要もない。人生に対してできることは、やるべきだと感じることを常に選び取っていくことで、あとはそれを遂行する為に必要な微調整を試みるくらいでもよいのではないか。たぶんそれぞれに割り当てられた役割がある。酷く複雑な相互作用を持つ小さな個体たちの集合体は全体でひとつ。

たくさん集中した後、眠れなくても仕方ない、だって私はそういう風に生まれついたのだもの (by Lady GAGA)。でも倒れないように、できるだけ日の光を浴びて、メラトニンの生成を促して、適度な運動をしたりして、就寝時間前のブルーライトはなるべく避けて、必要なときはお薬の力も借りて、可能な範囲で眠っていけばよいのだわ。

簡単なゲームや単純なストーリーは面白くない。好奇心が刺激されるようなある程度複雑なストーリーが好き。この絶望ゲームをクリアする為には、一定ラインの幸福感の持続が必要で、私は日々手を替え品を替えそれに挑んで花を飾ったり、海に行ったり、愛を伝えたりし、薄氷の上を歩き、どうしたらクリアできるのか人体実験、なんとかハッピーエンドまで辿り着くことを試みている。

【💫出演予定💫】
6/4(火)関内Venus
6/7(金)おむすびJAZZ神楽坂💖初出演
7/2(火)関内Venus
7/25(木)関内Venus
8/6(火)関内Ben Tenuto
9/14(土)代々木NARU 💖初出演

※3年ぶりに英語個人レッスンの受付を再開しました!日常会話、ビジネス英語、受験、全て対応可。まずは体験レッスン¥3,000/1hからお気軽にどうぞ👩‍🏫📕

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